和型墓石は、最も一般的な墓石の種類で、江戸時代中期に建てられ始めたと言われるお墓の形態です。大きく分けると、「三段墓」と三段墓に芝石を加えた「四段墓」があります。三段墓の基本的な構造としては、一番上に家名など彫刻する棹石(竿石)、二段目が上台石、一番下が中台石となります。また、四段墓の場合は敷石として下段石(芝石・芝台)を置き、棹石を天、上台石を人、下台石を地に見立てています。いずれもすっきりと洗練された形と長い伝統が魅力で、墓石の形として非常に人気があります。
洋型墓石は、近代になってから多く建てられるようになった洋風のデザインの墓石の形です。和型墓石に比べて背が低く、地震にも強い墓石です。洋型墓石の種類としては、オルガン型、ストレート型、プレート型と形状によって呼び方を変える場合もあります。棹部、中台部、洋台部と、和型墓石と同じように三段で構成されているものや一段のみで構成されているものなど、種類は様々です。和型墓石と並んでいても違和感がなく、応用範囲の広い墓石とも言えます。
通常の墓石は縦に長い和型墓石、洋風で背の低い洋型墓石があります。デザイン墓石とは、そういった和型や洋型墓石に属さない自由にデザインした墓石です。形は多種多様で、故人が好きだったものや、建立される方の想い入れのある物や趣味など石で表現することが多いです。例えばスキーが好きだった故人のために、墓碑を雪山の傾斜に見立てて作ったり、サッカー好きの方は墓碑をサッカーボールのような球体にしたりと表現方法は様々です。
青みを帯びた石目にウロコ状のかすかな紋様が群雲の様に浮かぶ品質・価格ともに国産最大級の石材。
青みを帯びた白御影石で石質は細粒で固い。黒斑点が均一に入り高級感を漂わす。
硬質で堅牢な石。青みが強く粒度が細かい良質で変色しにくい銘石。お値段もお手頃で、墓石以外にも建築や工芸品に使用される。
国産として希少な黒御影石。全体に金を散りばめたような美しい班レイ岩。昭和初期より墓石・建築材として使用されており、採掘量は少なくなっている。
「桜みかげ石」とも呼ばれ、国産材の中でもとても堅牢で給水率の低い石。淡紅色の華やいだ風合いは美しく、品格があり高級感がある。
経年変化が少ない歴史の長いインド産最高級黒御影石。
「インド黒」の普及品です。インド産黒御影石中級クラスの石で、価格も手頃で安定的な人気のある石材。
硬度もあり吸水率も低いお手頃な石材。黒い石目にうっすらと青みも含まれているので、太陽の下で非常に映える石目を持っている。
比較的新しく開発された、黒と白の中目で落ち着いた薄黒の色合い。
今までは比較的安価で安定供給できていたG623が主な産地でもある福建省が環境保護政策により採掘がストップし、在庫のみになったことから、新たな白御影としてご提案する石になります。
中国桜御影とも呼ばれ、デザイン墓石の増加に伴い、建築材から転用で使用され始めた。明るく優しい色調が特徴。